未開の谷へ
17日。240gffさんに誘われ、まさかの太公望様に未開の渓を案内していただけるということで未開の谷へ。
いつもの(?)SAで待ち合わせして初対面の太公望様にご挨拶。 早速林道へと車を走らせて行きます。
とは言っても今回は240gffさんの愛車なので林道はお任せです。 数日前には雨も降っていたようで林道
は山から流れ込んだ水もあり一気に車は泥まみれですが、これも渓流釣りの一つの行程でしょう。 GO!GO!
未開の谷へ_c0120834_16061255.jpg
未開の谷へ_c0120834_16061342.jpg
今回のプランはまずは本流を目指してみるということで現地到着。 支度をして川へ向かって降りていきます。
しかし、増水と濁りもあり本流の遡行も難しいということで支流へとプラン変更です。そこは今まで入ったこと
のない区間でどんなパラダイスがまっているのか。入る場所は今まで入ったことのある谷の上流部らしく楽しみ。

すでに時間は10時近く。木々に覆われているとはいえすでに陽も高く、釣り始めるまでに大汗の予感です。
整備されていない林道を歩いて登ります。入渓場所までは上り坂と草木をかき分ける箇所あり。 入渓地点
到着してからはロープづたいに数メートル下へ降りていきます。梯子を下りて堰堤上に無事汗だくで入渓です。
未開の谷へ_c0120834_16061374.jpg
未開の谷へ_c0120834_16061394.jpg
さて、やっとのことで釣り開始です。どこを見てもポイントばかりで遡行するのも時間がかかりそうです。
まずは240gffさんに釣っていただかないと。 約1年ぶりの渓流釣りだそうですから、差し置いて自分が釣って
しまうのは気が引けます。 太公望様は自分たちを先行させてくれて、ピンポイントを教えてくれます。
まずは240gffさんが本日1匹目をHIT。 これで心置きなく釣りができますね。 対岸から始めた自分にも
ほどなく本日1匹目が。 まだ久しぶりの渓流釣りの感覚を思い出していない240gffさんはスローペース。
未開の谷へ_c0120834_16061260.jpg
続いて2匹目を釣り上げてちょっぴりプレッシャーをかけちゃいました。 いたるところから出てくる感じ
ですが、シビアなことも多々あり。水面を流れるフライに追いついてくるもののくわえず… 
HITしても食いが浅いのかバラすことも多々。勧められたポイントでは5回くらい、連荘で・・・
後ろで2人に監督されているんですからそりゃぁ人間もプレッシャーかかりますよねぇ。 
そんなこともありますがボチボチ釣果が伸びます。サイズ的には欲を言うともう少しあったらなら…(贅沢だ)
未開の谷へ_c0120834_16061132.jpg
未開の谷へ_c0120834_16061220.jpg

渓相は誰かが楽園とも言っていた通りの景色。目指せ尺イワナ! なのですがこれが今年の永遠のテーマかな?
途中から3人ともバラしウイルスなるものに感染したようで釣果が伸びない時間もあります。
この雰囲気を奪回せねばと追加の1匹でホッっとしたり。昼食を風通しのいい場所で摂って後半戦に臨みます。

渓相も狭さを感じたり巨岩エリアがあったり、フラットな区間もあったりで変化していきます。
尺イワナポイントを教えてもらいながら釣り上がっていきますが、ここ一番のポイントで出なかったりします。
今日のフライはエルクヘアカディスでスタートしてそのパターンで持続。 浮力もあるし一番釣れますから。
そうは言ってもなんとなくフライパターンも変えてみたくもなるのでパラシュートに変更してみましょう。
一級ポイントで出なければ小さいポイントも探ってみようと太公望様に「その辺の小さいポイントとか…」
と竿先を向けた小さなポイントへフライを投入してみます。 すると変えたばかりのパラシュートが水中へ。
未開の谷へ_c0120834_16061237.jpg
合わせとともにしっかりフッキング。同時にロッドがしなります。 今日イチの引きで竿を持っていかれる感じ。
優位に立とうとする人間と岩の奥へ逃げ込んで逃れようとするイワナとの攻防戦が始まります。
潜らせないようにロッド操作で頑張りますが奥へ入り込んでしまった感じが… ここまでかと思いつつロッド
のテンションを維持しながら角度を変えてみると、出てきました! グラスロッドの粘りがよかったのかバラすこと
なく攻防戦をものにすることができました。 計測。あ~っ! やっぱり尺に一歩及ばずここでも泣尺止まりです。
いやいや、楽しませてもらいました。 感謝ですね。 魚のサイズは運かなぁと思ってますけど。

240gffさんの調子は? だんだんと調子は上がってきているようですがいつもとはまだ様子が違う感じ。
ラストスパートをかけてほしいと思う心裏腹に、またもや脇の小さなポイントでHITしまう自分。
「また? デカくない?」 の言葉に「いやいやそんなに大きくないと思うけど…」 そんなやりとりの後
一応計測。 はい、泣尺でした。 ちょっぴりスレンダーな個体だったので長さはさほど感じなかったかな。
未開の谷へ_c0120834_16061275.jpg
ここまでくると240gffさんに最後に有終の美を飾ってもらって納竿したい。 太公望様との会話にもそんな
言葉があり見守っていたら。 240gffさんに最後の1匹が出てよかったよかったで全員納竿にしました。

帰りは来た川を戻ります。40~50分くらいかけて川通しはきつい。 涼しい顔をしている太公望様とは対照的
な2人は汗だくだくです。 途中少しの休憩を入れて水分補給をして復活(?) 無事車まで帰還できました。

今回は初対面の太公望様でしたがすべてお任せ釣行。 とても気さくに話をしてくれていろいろ教えてくれました。
あそこまでは自分たちだけでは行けないようなのでまた機会があれば是非連れて行ってほしいです。
240gffさん、太公望様。 大変楽しい釣行でした。ありがとうございました。 

磐田の床屋 理容室 【ヘアープロデュース ティアレ】 再現可能なヘアスタイル作りにこだわります
理髪店 散髪 シェービング エバメール
静岡県磐田市天竜1052-2 ℡ 0538-37-1778
OPEN am8:00 CLOSE pm7:00 定休日 毎週月曜日 第2月・火 第3日・月
# by h_p_tiare | 2023-07-20 16:10 | 趣味 | Trackback | Comments(6)
花芽がついたよ
我が家のティアレ・タヒチ。 挿し木から育ててきて昨年花が咲き、今年も気がついたら花芽が出ていました。
今年暖かくなってから植え替えをしたのがよかったのか、日光があたる環境に出したのがよかったのか成長よく
葉の色もいい感じの緑になってきました どうしても環境が悪くなりがちで葉が黄色く変色してしまうのですが
このままもっと花をつけてくれたらいいなと思っています。試行錯誤のティアレ・タヒチ。なんとか成長してます。
花芽がついたよ_c0120834_08164046.jpg

磐田の床屋 理容室 【ヘアープロデュース ティアレ】 再現可能なヘアスタイル作りにこだわります
理髪店 散髪 シェービング エバメール
静岡県磐田市天竜1052-2 ℡ 0538-37-1778
OPEN am8:00 CLOSE pm7:00 定休日 毎週月曜日 第2月・火 第3日・月
# by h_p_tiare | 2023-07-18 08:23 | ティアレ・タヒチ | Trackback | Comments(0)
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森
3日。 Blueberryさんと再びブナの森へ釣査しに行ってきました。 尺越えのイワナを釣るために。
今シーズン3回目のこの渓ですがどうしても尺とういう壁が超えられません。何故でしょう?
前回、前々回ともに泣尺のサイズまでは釣れるのですけどねぇ。何かが足りない?日頃の行い?
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14023633.jpg
そんな大物を求めて向かう渓は堰堤が数多く存在するところで渓流釣りをするのにはどうしても
高巻きして超えていかなくてはならないところです。 とは行ってもそんなに大変ではないですけどね。

今回も退渓予定地点より入渓して一旦渓を下ります。 渓流を下るのって結構大変で、気を抜くとコケます。
登山と一緒かもしれませんね。体幹が大事。 なんせ川底は滑るし、石は転がるし、草木は足にひっかるし。
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012160.jpg
そんなこんなでいつもの(?)堰堤下まで下り釣りスタートです。 毎度のごとく釣り始めのポイントから
は反応がありません。 居てもおかしくないんですけどね。 で、実績のある1級ポイントの堰堤下。
右岸方向へ向かう巻きの流れ。その一番奥へ流れついたエルクヘアカディスが水中へ消えます。
合わせを入れればロッドがしなり心地よい引きを楽しませてくれます。上がってきたのはやっぱり泣尺イワナ。
続いてBlueberryさんもテンカラロッドが弧を描きます。こちらも同サイズのイワナ。 仲良く記念フォト。
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012197.jpg
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012159.jpg

数匹追加して1つ目の堰堤を高巻きします。ここからはフラットな流れが続くのですが流心は相変わらず
水流が速く、メンディングは必須です。 のんびりしてると一気にフライが流れてしまいますね。
流れの中の岩裏や岸寄りの巻きを狙いながらボチボチと釣果が伸びていきます。 開けた区間は日差しが強く
体力を消耗していきます。 どうらやBlueberryさんはかる~い熱中症ぽい感じになったようで日陰で休憩。
時刻もお昼ころということでランチタイムにしましょう。 もちろん木陰は涼しい快適空間でマイナスイオン
いっぱいに受けながらのランチですから渓流ならでは贅沢ではないでしょうか。 持ってきたのはおにぎりですけどね。
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14315660.jpg
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14315696.jpg
2つ目の堰堤を超えて記憶に、記録に残る思い出の堰堤。ここで3つ目。 砂で覆われて浅くなった実績ポイント
は魅力も感じなくなってしまっていました。 ちょっと残念ですがこれもまたいつか回復してくれるでしょう。
3つ目の堰堤脇の林道をテクテク、リンリン♪しながら進み上流へ。 フラットな流れが続きますがさて?

手前の岸際、対岸の枝の下、中州の岩の裏。 ポイントはたくさんありますが全部から出てくるわけでもなく。
対岸でかけたときはどうしても流心の早い流れを横切って寄せてこないといけません。 そのたびに下流へ
移動しながらランディング。 魚もコンディションがいいものですからかなり引っ張られます。楽しい~!
前回釣れた小さい泡のポイント。 対岸にいるBlueberryさんへ「そこにいるよ~」ってジェスチャーで伝えると
大正解。 ピポイントへ投入された毛鉤はイワナの口の中に入っていきました。 絶好調のようです。

4つ目の堰堤下ではライズが見られるようで数匹クルージングでもしているのでしょうね。 ポイント譲ってもらって
無事にライズをとることができました。 底のほうにはかなりの数がいるんだと思いますが水面勝負は限られます。

4つ目の堰堤を超え、時間的にもラストスパートでしょうか。 フラットな区間の手前くらいで頭の大きな個体。
サイズはあるものの痩せている様子。疑似餌でだましてしまいました。ちゃんとした餌を食べて太ってほしいですね。
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012106.jpg
大きな落ち込みではBlueberryさんが釣り堀のごとく釣果を出しているようで見るたびにカメラ出して撮ってます。
焦る自分・・・気になった流れ込む支流では2度のチャンスをものにできず。。。最後に譲ってもらったポイントで
小さいながらも有終の美を飾ることができ納竿とします。 さて、ここからは来た川を戻るのです。川通しで戻る
のは体力使いますね。 気持ちが緩むとコケますから気をつけましょう。 そうそう、ここまでに来るまでに
川を渡っていたらコケまして、ウェーダー内部に入水・・・ちょっぴりお漏らし風になっちゃいました。(笑)
Blueberryさん。いつもお付き合いしていただいてありがとうございます。 また楽しい釣行行きましょう。
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012155.jpg
超えてみてもなかなか超えられない inブナの森_c0120834_14012194.jpg

磐田の床屋 理容室 【ヘアープロデュース ティアレ】 再現可能なヘアスタイル作りにこだわります
理髪店 散髪 シェービング エバメール
静岡県磐田市天竜1052-2 ℡ 0538-37-1778
OPEN am8:00 CLOSE pm7:00 定休日 毎週月曜日 第2月・火 第3日・月
# by h_p_tiare | 2023-07-05 15:24 | 趣味 | Trackback | Comments(2)
磐田市応援 キャンペーン 当店も参加
6月30日より磐田市でスタートしました【いわた応援!しっPAYキャンペーン】
当店も参加店となっておりますので気軽にご利用ください。
関連サイト https://iwata-shippay.com/

***7月の定休日***
3日 10日・11日(火)16日(日)・17日 24日 31日

梅雨明け後の暑さと夏休みに向けての準備で7月後半は混雑が予想されます。 
ご予約はお早めにどうぞ。
磐田市応援 キャンペーン 当店も参加_c0120834_16463081.jpg

磐田の床屋 理容室 【ヘアープロデュース ティアレ】 再現可能なヘアスタイル作りにこだわります
理髪店 散髪 シェービング エバメール
静岡県磐田市天竜1052-2 ℡ 0538-37-1778
OPEN am8:00 CLOSE pm7:00 定休日 毎週月曜日 第2月・火 第3日・月
# by h_p_tiare | 2023-07-01 07:00 | お知らせ | Trackback | Comments(0)
ブナの森 再び
19日。2年ぶりとなる長男との渓流釣行。今回は次男は都合が合わず同行できずちょっぴり残念ですが、
まだ父親の趣味についてきてくれることに感謝しながら二人でブナの森を歩きました。 さて今回は?

今年の夏至2日前とはいえまだ夜が明けない時間に出発。 いつもの時間ですので何の問題もありませんが。
向かった先は2週間前にBlueberryさんと行ったブナの森です。今日は水位も落ち着いているので遡行しやす
そうです。 入渓場所を無難なところにして今回も一旦川を下ります。 目的の堰堤下から釣り開始です。
ブナの森 再び_c0120834_12443058.jpg
朝一番のナチュラルドリフトされたエルクヘアカディスに・・・反応がございません。 2週間もすると
スレてしまうのでしょうかね? 息子のフライには魚影が近づいたようですがヒットにはつながらず。

堰堤下の一級ポイントを高巻きして進みます。 と、息子に何かがヒット! 合わせたタイミングでその何か
が空中を飛んできました。 それはかわいいキーホルダーサイズのヤマメです。 あれれ?この川のこの
区間でヤマメ? しかも稚魚サイズ? 初めての出来事でちょっぴり困惑です。 あくまでも憶測ですけど
誰かが放流でもしたのかもしれません。 源流域への放流は推奨できるものではないと思うのですが…
ブナの森 再び_c0120834_12443090.jpg
そろそろ息子に今日のファーストフィッシュが来ないかなぁと思っていたら出ました。 20㎝ちょっとの
かわいいイワナ。ここでは20㎝ちょっとだと感覚マヒでかわいいサイズになってしまうんですよね。
そして自分にはレギュラーサイズの幅広イワナが出てきてくれました。 よかった。

ブナの森 再び_c0120834_12443191.jpg
ブナの森 再び_c0120834_12443052.jpg
ちょっぴり風が強くてピンポイントへフライが入らないこともしばしばで、うまくコントロールできない息子は
苦戦していました。後ろから見ていてももう少し横とか奥とか… まぁこれも経験ってやつでしょうか。
自分も思い起こせばフライフィッシングを始めたころはそんなことばかりで、なかなか釣果にありつけなかった
ことがありました。 なにより釣り場に魚が居なかったことが多く練習にもなりませんでしたが。

数年前に自己記録が釣れたポイントは今回はパスしてその先に向かいます。 これで堰堤3つ超えです。
そんなに高巻きするわけでもないのですけどね。 超えた先でお腹がすいて腹ごしらえして体力チャージです。
ブナの森 再び_c0120834_12443174.jpg
フラットな流れが続き流心は速い流れで、やっぱり狙うは脇と岩のヨレでしょうか。 狙い通りにフライが
流れると思ったようにイワナが顔を出してくれました。 泡が溜まったような小さなポイントへ打ち込むと
泡の中からイワナが口を開けてフライを飲み込みます。 ドライフライの釣りはそんなシーンが楽しい。
未だ超えたことのない堰堤を超えて今回は少しだけその上流へ足を運んでみました。 開けた河原は気持ち
よくフライロッドを振れます。 遠投はしなくてもいいいのですが周りに木々がないというのはストレス
なくフライフィッシングができるってことです。  しかし残念ながら魚からの反応はなく、人間の集中力
も切れ始めたのでここは一旦戻ることにしました。 まだ少し時間もあるので違う支流へ移動してみます。
ブナの森 再び_c0120834_12443065.jpg
ブナの森 再び_c0120834_12443024.jpg
移動してきた先は短い区間ですが魚影はなかなかある所かと思っていますが、今日はどうでしょう。
ここも水位は落ち着いていてちょっと浅くなったかなぁと思うくらいで水深のあるポイントが少なく、
ここぞというポイントで短時間で見切りをつけて遡行していきます。 息子のペースに合わせていますが
まぁまったりもいいものかと。 ここではスレンダーなイワナが顔を出してくれました。
滝を横目にその岸壁脇で反応があります。 相変わらず風が強くてピポイントへなかなか入りませんで
したが各々釣果もあり満足して今回は納竿です。 息子もそこそこのサイズが出て満足したようです。

年に1回か2回ほど付き合ってくれる息子に感謝しながら帰路につき、無事帰宅できました。
今回行った場所も危険がいっぱいなところでもあります。 源流釣行は安全安心第一で楽しみましょう。

追伸:今回も熊よけ銃持参で鳴らしてきました。この辺怪しいからと言い訳しながら…(鳴らしたいだけなんですが)
ブナの森 再び_c0120834_12443050.jpg


磐田の床屋 理容室 【ヘアープロデュース ティアレ】 再現可能なヘアスタイル作りにこだわります
理髪店 散髪 シェービング エバメール
静岡県磐田市天竜1052-2 ℡ 0538-37-1778
OPEN am8:00 CLOSE pm7:00 定休日 毎週月曜日 第2月・火 第3日・月
# by h_p_tiare | 2023-06-21 16:46 | 趣味 | Trackback | Comments(2)