テンカラ釣りデビューのお手伝い

13日。以前から連れてけコールを受けていてなかなかチャンスがなかった渓流釣り。急遽予定が合ったので出撃してきました。

今回は町内の先輩が同行者です。テンカラ釣りをしたいという前々からの希望があり、フライフィッシングと同じような部分

がたくさんあるのでやったことのない自分ですが、テンカラ師のblueberryさんに情報をいただいてなんとか釣りにいけるまで

こぎつけたというところです。　とはいえ、事前にキャスティング練習もほぼしておらず、前日になって短時間独学で竿を振っ

ただけという無謀ともいうべき状況でのテンカラ釣りデビューです。　釣り場のリサーチと自分の過去情報をフル回転して

目的地を決定。　やっぱりブナの森周辺がいいのではないかと思い暗い時間に出発することにしました。　世の中はお盆休み

週間真っ只中ですから平日とは言え釣り場にはアングラーがいてもおかしくないでしょう。いつもより早い時間に到着です。

いつも入っている最奥手前の開けた渓ではじめてみることにします。　ここは8年前に一度入ったことのある区間です。

河原の状況も水位も様変わりしていて対岸へ渡るには厳しい水位なので手前の少ないポイントを狙うしかないようです。

テンカラ竿とラインシステムに今回はドライフライをつけてのチャレンジです。というのは自分がテンカラ毛鉤の扱いが分か

らないのでいつものドライの釣りならなんとかなりそうと考えたから。　水面に出てくるから楽しいのではないかとも。

川でテンカラ竿を初めて振る人に1匹を釣らせてあげたい・・・その思いってなかなか届かなかったりしますよね。

できるだけ魚影の濃い場所のはずなんですが。。。　狙うポイントはわかっていてもそこまで毛鉤が届かないという初心者あ

るある状態です。徐々にコツをつかんできたのかさっきよりも50㎝は遠くへ飛んだかなぁ～？くらいの成長ぶりは伺えます。

youtubeでイメージトレーニングしてきた成果のようですよ。後ろで見られていると緊張するでしょうからちょっと遠めに。

流心から離れた緩い流れのよさげなポイント。　毛鉤が着水してナチュラルドリフト、流れに乗って…バシャッ！　出た～

一瞬合わせが遅れたかと思いましたがしっかりフッキングしたようです。あとは取り込みですが昨年ランディングネットを

使うことを忘れていた経験もありすかさずネットの使用を声掛けしておきました。　最初はネットをつかめず慌てていたよ

うですが無事にネットインできてテンカラ釣り初釣果達成です。　おめでとうございます。　いやぁ良かった！

この１匹で今日の釣行は満足して帰れます。　写真を撮っている間に自分も釣らせてもらおうと先行していきますが、

なんと後から追いついてきた先輩の手には２匹目がネットに収まっています。　これはもう手放しでいけるでしょう。

水流が強く水位があるので渡れない状況の中で、連日攻められにくいポイントを探します。　対岸ギリギリの緩い狭い流れ。

ドラグがかかる前の一瞬勝負に挑んでみます。　数回流してあと１投かな？と思ってたらフライが水中へ消えていきました。

強い流れの向こう側から手前に引っ張ってくるのはなかなかスリルがあります。　すぐ下流にはさらに強い流れの落ち込み。

落ちる前に決着をつけないといけませんから半強引に手前に寄せて無事ネットイン。　まずまずのイワナが釣れました。

短い区間を釣り上がりまだ時刻は10時半ほどです。　里に戻って気楽に再開しようかと思いましたが、最奥のポイントへ

潜入してみることにします。　時間が時間だけに先行者がいてもおかしくない状況ですが…　運よくいつもの駐車スペース

には誰もいません。　ラッキーです。　奥とは行っても開けた区間でフラットな流れですから歩きやすい。　

先にやっていた先輩が早速ライントラブルしているようなので５ｍ下がったところで…バシャッ。　釣れちゃいました。

50mも行かないところで事件発生。　なんと駐車スペースからもう少し奥に1台のジムニーが停まっているじゃないですか。

全く見えず気が付かず。。。　どうやら先行者はすでに釣りして帰ってきたところらしくすでに帰り支度中。

早朝から入ったのでしょうね。　状況聞いたらそこそこ釣れましたとのこと。　餌釣り師のようなので毛鉤で攻められる

ポイントを探る作戦で釣り上がってみますが、さすがに人が入ったあとでは魚影も見えず出てきませんね。

予定の堰堤脇の一番奥のエグレを狙ってみたら遊んでくれるイワナがいてくれて釣果が1匹増えました。　

川歩きに不慣れな先輩はちょっとお疲れ気味のようで2匹釣れたこともあり満足気。　そろそろ納竿ですかね。

ちょっぴり早い時間ですが楽しく過ごせたので結果オーライでしょう。　また次回はサイズUPと数も増えるでしょう。

先輩、1日お疲れさまでした。