未開の谷へ
17日。240gffさんに誘われ、まさかの太公望様に未開の渓を案内していただけるということで未開の谷へ。
いつもの(?)SAで待ち合わせして初対面の太公望様にご挨拶。 早速林道へと車を走らせて行きます。
とは言っても今回は240gffさんの愛車なので林道はお任せです。 数日前には雨も降っていたようで林道
は山から流れ込んだ水もあり一気に車は泥まみれですが、これも渓流釣りの一つの行程でしょう。 GO!GO!
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今回のプランはまずは本流を目指してみるということで現地到着。 支度をして川へ向かって降りていきます。
しかし、増水と濁りもあり本流の遡行も難しいということで支流へとプラン変更です。そこは今まで入ったこと
のない区間でどんなパラダイスがまっているのか。入る場所は今まで入ったことのある谷の上流部らしく楽しみ。

すでに時間は10時近く。木々に覆われているとはいえすでに陽も高く、釣り始めるまでに大汗の予感です。
整備されていない林道を歩いて登ります。入渓場所までは上り坂と草木をかき分ける箇所あり。 入渓地点
到着してからはロープづたいに数メートル下へ降りていきます。梯子を下りて堰堤上に無事汗だくで入渓です。
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さて、やっとのことで釣り開始です。どこを見てもポイントばかりで遡行するのも時間がかかりそうです。
まずは240gffさんに釣っていただかないと。 約1年ぶりの渓流釣りだそうですから、差し置いて自分が釣って
しまうのは気が引けます。 太公望様は自分たちを先行させてくれて、ピンポイントを教えてくれます。
まずは240gffさんが本日1匹目をHIT。 これで心置きなく釣りができますね。 対岸から始めた自分にも
ほどなく本日1匹目が。 まだ久しぶりの渓流釣りの感覚を思い出していない240gffさんはスローペース。
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続いて2匹目を釣り上げてちょっぴりプレッシャーをかけちゃいました。 いたるところから出てくる感じ
ですが、シビアなことも多々あり。水面を流れるフライに追いついてくるもののくわえず… 
HITしても食いが浅いのかバラすことも多々。勧められたポイントでは5回くらい、連荘で・・・
後ろで2人に監督されているんですからそりゃぁ人間もプレッシャーかかりますよねぇ。 
そんなこともありますがボチボチ釣果が伸びます。サイズ的には欲を言うともう少しあったらなら…(贅沢だ)
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渓相は誰かが楽園とも言っていた通りの景色。目指せ尺イワナ! なのですがこれが今年の永遠のテーマかな?
途中から3人ともバラしウイルスなるものに感染したようで釣果が伸びない時間もあります。
この雰囲気を奪回せねばと追加の1匹でホッっとしたり。昼食を風通しのいい場所で摂って後半戦に臨みます。

渓相も狭さを感じたり巨岩エリアがあったり、フラットな区間もあったりで変化していきます。
尺イワナポイントを教えてもらいながら釣り上がっていきますが、ここ一番のポイントで出なかったりします。
今日のフライはエルクヘアカディスでスタートしてそのパターンで持続。 浮力もあるし一番釣れますから。
そうは言ってもなんとなくフライパターンも変えてみたくもなるのでパラシュートに変更してみましょう。
一級ポイントで出なければ小さいポイントも探ってみようと太公望様に「その辺の小さいポイントとか…」
と竿先を向けた小さなポイントへフライを投入してみます。 すると変えたばかりのパラシュートが水中へ。
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合わせとともにしっかりフッキング。同時にロッドがしなります。 今日イチの引きで竿を持っていかれる感じ。
優位に立とうとする人間と岩の奥へ逃げ込んで逃れようとするイワナとの攻防戦が始まります。
潜らせないようにロッド操作で頑張りますが奥へ入り込んでしまった感じが… ここまでかと思いつつロッド
のテンションを維持しながら角度を変えてみると、出てきました! グラスロッドの粘りがよかったのかバラすこと
なく攻防戦をものにすることができました。 計測。あ~っ! やっぱり尺に一歩及ばずここでも泣尺止まりです。
いやいや、楽しませてもらいました。 感謝ですね。 魚のサイズは運かなぁと思ってますけど。

240gffさんの調子は? だんだんと調子は上がってきているようですがいつもとはまだ様子が違う感じ。
ラストスパートをかけてほしいと思う心裏腹に、またもや脇の小さなポイントでHITしまう自分。
「また? デカくない?」 の言葉に「いやいやそんなに大きくないと思うけど…」 そんなやりとりの後
一応計測。 はい、泣尺でした。 ちょっぴりスレンダーな個体だったので長さはさほど感じなかったかな。
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ここまでくると240gffさんに最後に有終の美を飾ってもらって納竿したい。 太公望様との会話にもそんな
言葉があり見守っていたら。 240gffさんに最後の1匹が出てよかったよかったで全員納竿にしました。

帰りは来た川を戻ります。40~50分くらいかけて川通しはきつい。 涼しい顔をしている太公望様とは対照的
な2人は汗だくだくです。 途中少しの休憩を入れて水分補給をして復活(?) 無事車まで帰還できました。

今回は初対面の太公望様でしたがすべてお任せ釣行。 とても気さくに話をしてくれていろいろ教えてくれました。
あそこまでは自分たちだけでは行けないようなのでまた機会があれば是非連れて行ってほしいです。
240gffさん、太公望様。 大変楽しい釣行でした。ありがとうございました。 

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by h_p_tiare | 2023-07-20 16:10 | 趣味 | Trackback | Comments(6)
Commented by 93kusa93 at 2023-07-20 19:47
やー、いーですねー、いーですねー♪
愉しさがビンビン伝わってキマス♪♪
入った場所も何となく察しがつきます。
太公望様、歩くスピードも半端ないデスよねー(笑)
Commented by h_p_tiare at 2023-07-20 21:44
> 93kusa93さん
草ちゃん。 川通しでの帰りはヘロヘロ。 太公望様っていったいおいくつなの? って感じ。
渓流釣り師って健脚だってことはわかるんだけど、もうおいて行かれるね。
Commented by 無糖 at 2023-07-21 09:34 x
渓流通い続いてますね。
やはりあちら方面はすばらしい渓流でいいなあ。
パラダイスまで辿り着くのに結構大変そうですけど楽しそうで羨ましい。
最近釣りに行けてなくて。
夏は山岳渓流がいいかな。
Commented by h_p_tiare at 2023-07-21 23:00
> 無糖さん
体力ないのできついです。
真夏はもっと過酷じゃないですかね。
Commented by blueberry at 2023-07-22 05:50 x
ひさしぶりの240gさんと、3人での楽しそうな様子が伝わってきました。
滅多にいけない、懐かしい楽園の風景を見ることができました。
今度、林道が修復されたらこの区間を攻めてみたいので、また一緒に行きましょう。ただ体力は不可欠ですね。。
Commented by h_p_tiare at 2023-07-22 07:53
> blueberryさん
太公望様と共に240gffさんに釣らせようと必死で気遣い、自分が釣ってしまうというなんとも気まずい雰囲気に。 自分だけなってました。(笑)
体力つけておなかいと行けないですね。 是非楽しみにしてます。
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