29日。久しぶりに単独で遠征釣行です。もう何度も行きなれた道を走り目的の渓へと向かいます。
今回は昨年草ちゃんと初めて入った渓の下流区間へ行ってみることにします。 ゲート前から林道を下流へ向かいます。
15~20分くらい林道を歩き掛かっている橋のたもとより沢沿いに入渓。 単独なので一歩一歩慎重に進むのがGood。
開けた天井にいい具合の川幅の流れ。瀬が多い印象のこの渓ですからポイントというと大場所に限られてしまいそうで、
釣り人は誰しも一度は狙っているところだらけです。 幸いにもこの日は1番乗りですからフレッシュな気持ちでいけそうです。
昨年はイワナが釣れたのでイワナポイントを狙ってみますがいっこうに気配がありません。 なんとなく流れの筋、いわゆる
アマゴポイントを流すと反応があります。 稚魚サイズかと思いますがどう考えてもイワナじゃぁないようです。
フライを突っつくもくわえてくれず、フックサイズが大きいかと思いサイズを小さく変更したら…流れの中から出ました。
正体はやっぱりアマゴでした。 放流された魚体かと思われますが幅広で綺麗です。 流れにアマゴがついていることを
確認できたので素直にアマゴ狙いで流れをメインに流すことにします。 しかしながら瀬が続いている浅い流れではアタリ
も皆無で結局は大場所のだれもが狙っているポイントで勝負しかないようです。 本日1番乗りのいいところはその日に
まだ荒らされていないこと。ましてやアマゴとなるとワンチャンスで勝負しないといけない状況です。
小さい反応があったりなかったりで歩き進めて2匹目はちょっとはましなサイズのアマゴが出ました。
と、調子のよさそうな記事ですが、釣り場に降り立った時に大事な忘れ物に気が付きました。 メガネです。
偏光サングラスではなく「拡大鏡」です。 フライの小さいアイに細い透明なティペットを通すのに難儀します。
これを何回もやりたくないのでフライはなるべく変えずに2つで頑張りました。 なんせピントが合わないんですから…
なんやかんやでチビッ子アマゴを追加してしばらくすると退渓点まできてしまいました。 この先は草ちゃんと歩いた
区間になりますが、今回はここで一旦尻退渓。 ちょっと車を走らせイワナの渓へ移動です。
移動してきた渓。釣り区間距離は短いのですが以前入ったときはそこそこ数が出て遊んでくれました。
サイズは二の次で短時間勝負です。 と、やり始めてすぐに狙い通りにイワナ。 小さいですが嬉しい1匹。
相変わらずフライは変えずにティペットもちょっぴりヨレヨレですがなんとかなりそう。 あぁ、一旦車に戻った
ので拡大鏡は持ってきましたけどね。 遠くの空は灰色がかった雲が見えかくれしていてなんとなく怪しい風も…
そんな状況ですが小ぶりのイワナたちが遊んでくれて1時間半の短期集中釣行はおしまい。 今回も反応よかったです。
単独での渓流釣行はもしもの時が怖いですよね。 今回も無理せず比較的安心して遊べる渓を選んでみました。
本当はもうちょっと険しい渓に行ってみたかったのですけどね。 安全、安心が大事ですからまたの機会に。