11日。前々から気になっていたダム湖のトラウトフィッシング。 ランドロック型と言われる陸封の大型トラウトを狙いに行ってみました。
事前情報もいろいろ調べてみましたがほぼルアーでの実績しか出てこないとろこへ、まさかのフライで挑戦という無謀とも言える釣りでしょうか。
まぁやってみなきゃわかりませんからということで、考えられるタックルをすべて用意して車に詰め込み、一人未明の出発です。
向かうは行きなれた庄川水系のダム。 そう有名な御母衣湖です。 ここは昔荘川村の一部が沈んだ場所でもあり移植した荘川桜もご存じかと。
歴史を調べて訪れるのもとてもいい勉強になります。 そんな御母衣ダムですがいつもは横目に覗いていましたが今回初めて降り立ちます。
周りを見渡すとまだ雪が残る風景はここまで来ないとみられないですね。 ポイント探しをあれこれ1時間ほどしてからのんびり支度します。
ロングキャストできそうなタックルに久しぶりのマラブー系のフライをつけて遠投する作戦(?) うまくいくでしょうか。
ダム湖ですから一歩先は急に深くなっていてウェーディングするのも少しだけ。 バックはそこそことれるのでオーバヘッドキャスティング
でなんとかなりそうです。 天候もよく風も弱め、まぁまぁクリアーな水色。 さて、湖面は??? 静かです。 魚のライズなんて皆無…
釣れるのでしょうか。 あぁ、今回の狙いはランドロックサクラマス。 40cmUPで大喜びできるんですがね、どうでしょう?
浅くなっていてウェーディングもできるところをよく見ると人口物だとわかる場所がいくつかあります。 おそらくダムができる前にあった
村のあとなのだと思われます。 石垣のような場所。 そんなストラクチャー付近にいないだろうかと期待したりますがアタリもありません。
ティップラインはタイプ4のシンキング。 シングルハンドロッドなのでそれほど沈まないとおものですが、やってみなきゃわかりませんから。
湖面から出た立木。あちこちで見えますがその脇を通すような感じで・・・・コツン! 小さいアタリがあります。 アワせると
魚の生命力が伝わってきます。 あまり大きくなさそうですが初めていして初の釣果ですから慎重に慎重に…・ 慎重しすぎた感が…
上がってきたのは20㎝くらいのニジマスでした。 今回初挑戦にしてボウズじゃなくてよかった1匹です。

ランチタイムはのんびり早く・午後は支流へ足を運んでみようかと思います。 おとはいえ支流はまだ残雪が林道にまであり。
除雪もしてないところから奥地へは断念です。 それでも入れそうな、釣りができそうな支流部で30分ほどやってみます。
タックルを変えて久しぶりのドライフライの釣り。まだここは早春ということで厳しいコンディションには間違いないです。
水温は思っていたより冷たくなくなんとかなりそうな感じですが・・・ 雪解けで増水もしているので思うように
ポイントがありません。 少ない小さなポイントヘフライを送り込むとバシャッ! 素早い対応がなんとか間に合い
ロッドがそれっぽく曲がります。 今年初渓流の釣果は・・・あれ?いつもの朱点が見当たりません。どうやらヤマメ
のようです。 太陽の陽に魚体が反射して写真がうまく撮れませんでしたが、きれいな1匹です。
こんな感じで今季の渓流釣りはいきなり遠征になりましたが、単独まったり行けました。 釣果はまぁこんなもんでしょう
という感じですが、これからが最盛期になりますので楽しく釣りをしたいと思っています。
荘川桜はまだ蕾くらいでしたのでこれから楽しみにお出かけするのもいいのではないでしょうか。