5日。前日の雨も上がり、天気は良好。 ちょっぴり風が強そうですが先週通行止めで行けなかった渓へ向かうことにします。
用事を済ませてからの出発で11時過ぎに現地到着。運よく先行者はいないようです。おにぎりをほおばり、のんびり支度を
しながら1年ぶりの様子を見渡します。 流れの中の岩は所々動いているようですが見慣れた風景がそこにありました。

里よりちょっぴり遅い開花の桜も散りかけています。今年の渓はすっかり春になっているようです。 さて、釣り!
雨上がり。10㎝弱ほど水位が戻りつつあるようでちょうどいい水位になっています。 気温上昇と風次第でライズ
が見られるかもしれません。 作りたてのエルクヘアカディスをパイロットフライにして釣り始めましょう。
ここぞと思うポイントを流してみますが魚からの反応はありません。 そのくせ強めの風のせいでライントラブルが頻発。
イライラを感じながらも集中力は維持しようとがんばりますが・・・ピチャッ! 小さいいながらもせっかくフライに
反応してくれた魚に合わせもあわず、次は絶対にと緊張してたら合わせ切れ。まぁシーズンスタートはいつもこんな感じ
ですけどね。 なんやかんや釣果が出ず1時間ほど経ってしまいました。 虫のハッチもちらほら見られるのでそろそろ。

サイズこそ小さいですがアマゴが顔を出してくれました。 イワナはどうでしょうか。 そこそこのサイズが出ると
いいのですけどね。 流れがちょっぴり強い今日ですがそんな中にもゆっくり流れるスジはあるものです。
フライを漂わせていくとモワンと出ました。今日念願のイワナ。 ここの渓のイワナですねきれいな色をしています。

不思議ですね。アマゴばかり釣っているとイワナを釣りたくなるのですが、イワナばかり釣っているとアマゴを釣りたくなります。
ここの渓は混生していますから釣り分けもできるのかもしれません。 自分にはそんな器用なことはできませんけどね。
3時間ほどひと区間を終えて同サイズのアマゴが3つ。イワナが2つ。 上出来ではないですかね。
渓流シーズンは今年も好調スタートでよろしいようです。