理容の仕事の道具。シザー。自分の道具ですから常にメンテナンスしながら使っています。 刃物というのは当然ながら切れないと使い物に
なりませんよね。シザーも例外なく髪の毛が切れなくなってきますから研摩等をしてメンテナンスします。
今回、忙しい年末に入る前にシザーのフルメンテナンスをお願いしてみました。 DRYカット用のシザーのハンドル加工がメインでしたが、
ハンドルがメガネタイプでどうしても親指を入れる穴が遠く、シザーの角度によっては使いにくい場面が気になっていました。
オフセットタイプ=親指を入れるハンドルが短いタイプの方がしっくり手指に馴染み使いやすいのです。
このハンドル加工をしてくれる研ぎ屋さんにお願いして裏スキと研摩までのフルメンテナンスです。
加工前
加工後
ちょっとわかりにくい角度ですが、片方のハンドルの長さが短くなっているのがわかるかと思います。 これでしっくりシザーが持てます。
道具というのは自分の体に合ったものでなければいい仕事はできませんから、費用がかかってもその問題ではなく、シザーの価値が上がった
ということですね。自分のシザーですから切れ味が落ちればすぐわかります。 自分で研いだりもしますがフルメンテナンスは必要で、
餅は餅屋と言うように研ぎのスペシャリストにお願いすることが一番のようです。 これで今年の年末も張り切ってお仕事できそうです。
いやぁ、きれいになったシザーにワクワク感が出てきますね!あとは自分がいち早く生まれ変わったシザーに慣れることでしょうか。