今朝の出来事を短編小説でお届け~^^;
KissX
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未明に鳴るアラームで目覚めて眠い目をこすりながら川へと車を走らせる。
着いたのはお気に入りのポイント。平日の早朝ということもあり他に人影はなく、目の前には暴れ天竜の名を持つ流れがいつものように流れている。 もうじき鮎釣りも解禁、鮎達の姿も見えているが本命のサツキマスはどこに・・・
広くて難しそうな場所なのだが浅い流れには鮎達が元気に跳ねている。今日はあえてフライロッドを持ちフライはストリーマーをセレクト、流れに沈みこませていった。
シングルハンドにシューティングヘッド、遠投できるテクニックもない自分だがどこかで運とめぐりあえると信じて投げては流しを繰り返していく。
ライズでもあればモチベーションもあがるのだが今日は一度としてない。魚っ気は鮎くらいなものでただただその群れの周りに大物がひそんでいるだろうと信じるのみなのだ。
ある程度流し終え気分転換の意味もあってフライをウェットに変更する。 魅惑的なグリーンで巻かれたそのフライは虫をイミテートしてくれるのだろうか・・・
数投したときにコンッ!というアタリがあった。 根がかりとは違う感触だ。 「いる。」 信じて祈って2投目・・・
ガツン!!!・・・ 「きたっ!」 アワセをいれて確実にフッキング、その直後手元にあったラインがするする・・・ドラグがジ-------------------------ッ! リールが逆回転。
ロッドは”のされ気味”。 体制を整えようとラインを持ち直しロッドを立てた。 その瞬間
川面を突き破って白い魚体が大ジャンプ! 目測40UPのその魚は必死になって抵抗をする。 引っ張り合いに持ち込もうと思った時、プツン・・・・・・ 「あぁっ・・・・残念。」
この間に流れた時間はさほどないのだが釣り人にはドラマが記憶に残るのだ。 ついでに教訓も。
完
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KissX
読んでくださりありがとございました。
ドラグは緩めすぎていたようです。 大物の経験がないのでどのくらいがベストなのかが見極めれませんでした。バックラッシュのせいでプツンしたのではないので、フッキングした直後からのやりとりと基本的なラインメンテミスが今回の結果につながったようです。
いいかんじのコンディション。お願いだから増水しないでぇ~。この通り m(_ _)m